バクスタ住民の独り言ブログ

浦和レッズ観戦記、雑感。バクスタでだいたい一人観戦してます。スタジアムに通いだしたのは2009年ごろから。

J2第24節山形-湘南 DAZN観戦

先週末の試合ですが、簡単な感想を。
山形も湘南も、浦和のレンタル選手、元選手が多く先発した、浦和ファンとしても見どころの多い試合でした。
また、どちらも浦和と同じ3-4-2-1を基本的な形で戦っているチームです。
この試合では、山形は4バックでしたが。
山形は1トップは阪野、CBに加賀さん、右SBで茂木が先発でした。
湘南は直輝がシャドー、岡本が右WBで先発。
直輝と茂木が流れの中でマッチアップしたり、山形CKでは阪野を岡本がマークしていたり、浦和関係者のマッチアップもあって楽しかったですね。


結果は元浦和の加賀さんが先制し、阪野が2得点を追加して山形の完勝。
阪野の1点目はうますぎてちょっと笑いそうになりました(笑)
試合内容は、山形が連敗中のチームとは思えないような積極的なプレーを攻守で見せます。
湘南は、通常よりも動きは悪かったように思いましたが、それよりも山形が良かった印象です。
誰もサボることなく、全体が連動して動けていました。


以下浦和に関係がある選手の短評を。


加賀さんは、別格の存在感でした。
スピードもあってフィジカルもあり、足元のプレーも安定していました。
特に前に出て潰す守備が効きまくり、先制点もハーフラインの手前まで出てきてボールを奪い、そのままミドル。
こういう守備、森脇や槙野がもっとがやらなければいけない守備です。
ビルドアップでボールを散らすところなどは、浦和で向上した部分なのかもしれないと、ちょっと思いました。


阪野は得点も良かったですが、やはりポストプレーがいいですね。
相手は純粋なCBタイプがアンドレ・バイーアしかいないこともあり、サイドでボールを持てばまずキープできていました。
浦和在籍時、J1でもポストプレーはある程度通用していた印象があります。


茂木は、足元の技術が高く、余裕を持ってプレーできていました。
守備での見せ場は多くなかったですが、1対1は安定していました。
SBとしては、運動量多く前に出てクロスをあげることまではできていたのですが、そこの精度が課題でしょうか。
まったく可能性のないボールは少なく、もうちょっとだと思います。


直輝は、リンクマンとして下がったりサイドに出たりしてボールをよく触っていましたが、チャンスを量産することまではできませんでした。
とはいえ、山形守備陣にしっかり守られて、直輝がいなかったらもっとボールが前に進まなかっただろうなという印象です。
守備でもかなり頑張っており、これでフル出場はすごい運動量です。


岡本は、前への推進力がすごいですね。
ボールの持ち方も自信が感じられ、判断も早い。
守備でもしっかり体を張れていました。
浦和の今季の編成を考えると、復帰していて欲しかったなと思うことがありますが、岡本にとって、今季も湘南で戦えるのはいいことだと感じました。